ごごちと申します。
先日、ジム防衛におすすめなポケモンを紹介しました。
前回の紹介では、
ピンプク、ソーナノ、ツボツボをお勧めしました。
今回は、
全ての防衛ポケモンデータを分析し、
防衛ポケモンの早見ランキングを
作ることにしました。
ぜひ楽しんで参考にして頂ければ嬉しいです!
(2024年1月5日追記)
時間経過によるCP減少率を調査し、
おすすめポケモンを考察しました。
(2024年4月30日追記)
ツボツボのジム防衛に関する
動画を投稿しました!
実際にバトルしている様子を解説します!
ジム防衛における持続力
ジム防衛では、
ポケモンの体力がCPとして表され。
時間とともに減少します。
CPが高いポケモンほど
早くCPも減少するため、
長時間防衛させると、
CP低下を狙われてしまいます。
「CPが高くても耐久力が高いポケモン」
とは限らず、
「CPが低くても耐久力が高いポケモン」
を考えることで、
頑丈かつ長持ちでジム防衛することが
できます。
今回は、
✓防衛側がバトルになった際の防衛時間
✓時間経過に対するCPの持続性
の観点からランキングを計算します。
算出方法
ポケマピ様のデータをもとに、
テーブルデータを作成します。
「伝説」ラベル、
「メガシンカ」ラベルを付与し、
「ジム置き可能」ラベルを生成。
ジム置き可能なポケモンの中から、
耐久力ランキングを考えていきます。
まず、「瞬間的耐久力」を定義します。
ポケマピ様のサイトでは、
「耐久力」列は
耐久力=HP×防御
で計算されています。
この耐久力をこの記事内では、
「瞬間的耐久力」と呼びます。
これは、
「CP満タンの状態で
防衛したときの耐久性」
と解釈します。
次にこの記事内で扱う、
「持続的耐久力」を計算します。
「持続的耐久力」は
さきほどの耐久力と最大CPから、
次の式で計算します。
持続的耐久力 = 耐久力/ 最大CP
「持続的耐久力」は、
「CPに対する耐久力の効率の良さ」
を表します。
CPが大きいほど時間とともに
耐久力が早く減少するため、
CPに対して耐久力が高いポケモンは、
高い耐久力を長時間維持して、
持続的にジムを防衛できます。
単に「持続力が高い」
という条件だけでは、
CP=10(ポケモンレベル=1)の
ポケモンに防衛させれば
良いことになりますが、
それでは「瞬間的防衛力」が
とても小さくなってしまいます。
これでは、
「CPの低いポケモンが
守っているので、攻撃しよう」
という攻撃側のモチベーションに
つながってしまいますので、
実用的ではありません。
この記事では、
「瞬間的耐久力」から、
瞬間的な耐久力が優れた
「頑丈ポケモン」を考察します!
そして、「持続的耐久力」から
持続性と耐久性を兼ね備えた
「長持ちポケモン」を考察します !
瞬間的耐久力ランキング
トップ5
No.5 クレベース
瞬間的耐久力の第5位は
クレベース !
氷タイプの高耐久ポケモンです。
氷タイプは弱点タイプが多いので要注意。
育成のためには、冬に登場する
カチコールを捕獲することになります。
XLアメ集めが冬の季節に限定されるのが
難点です。
No.4 ブラッキー
瞬間的耐久力の第4位は
ブラッキー !
悪タイプの高耐久ポケモンです。
ブラッキーはイーブイから
条件を満たせば進化できるので
入手難易度が低いのが◎。
人気も高いポケモンなので、
フル強化も良いでしょう。
格闘タイプにめっぽう弱いので
並びには要注意です。
No.3 カビゴン
瞬間的耐久力の第3位は
カビゴン !
ノーマルタイプの高耐久ポケモンです。
全体的な性能が非常に高く、
苦手な格闘タイプにも
しねんのずつき×のしかかり
で反撃できます。
XLアメはなかなかたまらないので、
とっておきの個体につぎ込みましょう。
さまざまな衣装バリエーションがあり、
防衛にも飽きないのも魅力。
No.2 ラッキー
瞬間的耐久力の第2位は
ラッキー !
ノーマルタイプの高耐久ポケモンです。
ハピナスに次ぐ高耐久力に加え、
低CPによる持続力も◎。
苦手なかくとうタイプにも、
しねんのずつき×サイコキネシス
で反撃できます。
2024年2月にコミュニティデイで
ラッキーが登場するらしいので、
積極的に捕まえたいところです!
No.1 ハピナス
瞬間的耐久力の第1位は
ハピナス !
ノーマルタイプの高耐久ポケモンです。
やはりNo.1になりました。
ジム防衛での時間稼ぎにおいて
右に出るものはいません。
苦手なかくとうタイプにも、
しねんのずつき×サイコキネシス
で反撃できます。
ただし、CPが高いため、
時間経過によるCP減少を狙われる
という欠点もあります。
トップ20
以下のポケモンたちがランクインしました。
- クレベース(ヒスイ)
- メルメタル
- ガチグマ
- ヌメルゴン
- バルジーナ
- ハガネール
- ラプラス
- ドサイドン
- ミロカロス
- ケッキング
- バンギラス
- ガブリアス
- ジーランス
- カバルドン
- フラージェス
これらのポケモン達は、
いざバトルになったときも、
時間稼ぎをしてくれる、
「頑丈ポケモン」達です。
頑丈ポケモンたちの持続的耐久力
頑丈ポケモン達の中には、
CPが高すぎて、
持続力が低いポケモンもいます。
たとえば、
ケッキングやバンギラスは、
CPが4,000を超えるため、
数時間でCPが半分以下に
なってしまいます。
そこで、頑丈であるだけでなく、
時間経過でも長時間防衛できる、
長持ちポケモンのランキングを
考察します。
持続的耐久力ランキング
トップ5
No.5 ドーミラー
持続的耐久力の第5位は
ドーミラー !
はがね&エスパータイプのポケモンです。
進化後のドータクンは高耐久で有名ですが、
持続力となるとドーミラーが勝るようです。
なかなかみかけないのが難点。
No.4 ソーナンス
持続的耐久力の第4位は
ソーナンス !
エスパータイプの高耐久ポケモンです。
筆者のお気に入り防衛ポケモンです。
ラッキーやハピナスの後ろに置いたときの
厄介さで右に出るものがいません。
なかなかアメがたまらないのが難点。
No.3 ピンプク
持続的耐久力の第3位は
ピンプク !
ノーマルタイプの高耐久ポケモンです。
CPに対する耐久力効率が優秀です。
ただし、瞬間的防衛力は低いので、
いざバトルになった時は心配。
他のメンツがハピナスなどだった場合、
バトルはそちらに任せ、
持続要因として活躍すると良いかも。
No.2 ラッキー
持続的耐久力の第2位は
ラッキー !
瞬間的耐久力の第2位かつ、
持続的耐久力でも第2位と
非常に優秀な防衛ポケモンであることが
確認できました。
ハピナスの育成が済んだら、
高個体ラッキーも確保しておきましょう。
No.1 ツボツボ
持続的耐久力の第1位は
ツボツボ !
こうげき性能が最低クラスですが、
逆に持続力においては、
右に出るポケモンはいません。
瞬間的耐久力は、
ソーナンスよりやや劣るので、
他のバトル要因に添えて
持続要因として活用しましょう。
トップ20
以下のポケモン達がランクインしました。
- ソーナノ
- マリル
- ハピナス
- トリデプス
- ドーブル
- ルリリ
- メレシー
- ヒンバス
- コイキング
- トランセル
- ブラッキー
- コフーライ
- イワーク
- バルジーナ
- チョボマキ
これらのポケモン達は、
長時間ジムを防衛してくれる、
「長持ちポケモン」達です。
長持ちポケモンたちの瞬間的耐久力
長持ちポケモンたちの最大CPは多様ですが、
ルリリ、コイキング、トランセル
など、非力なポケモンたちが目立ちます。
確かにこれらのポケモンはCPが低い割に
耐久よりのステータスなので、
長持ちランキング上位にランクインしても
不思議はありません。
瞬間的耐久力がツボツボ以上の持続的耐久力ランキング
「持続的耐久力」が高くても、
「瞬間的耐久力」が小さいポケモンは
防衛側は不安になります。
上記の例では、
コイキングなどにジムを防衛されては、
いくら持続力があったとしても、
バトルでの時間稼ぎはみこめません^^;
そこで、最低でもツボツボよりも
「瞬間的耐久力」が高い集団から、
「持続的耐久力」の高いランキングも
みてみます。
以下のポケモン達がランクインしました。
- ツボツボ
- ラッキー
- ソーナンス
- ハピナス
- トリデプス
- メレシー
- ブラッキー
- バルジーナ
- タブンネ
- ドヒドイデ
- マリルリ
- ドオー
- ダイノーズ
- ママンボウ
- ハガネール
- オニシズクモ
- マッギョ(ガラル)
- マッギョ
- トロピウス
- ジュゴン
これらのポケモン達は、
バトルの際の耐久性と
時間経過での持続性を兼ね備えた、
「頑丈&長持ちポケモン」達です。
頑丈&長持ちポケモンたちの瞬間的耐久力とCP
頑丈&長持ちポケモン達は、
耐久寄りのポケモン達がランクインしています。
筆者もママンボウは水タイプかつ
高耐久かつ低CPで防衛要因として
気に入っています。
他にも、
ドヒドイデやマリルリなど、
ジム防衛要因として、
これまで注目していなかった
ポケモン達もいるので、
これを機に目を向けてみたいと思います!
他にも考慮する余地がある点
今回は上記のランキングを作成しましたが、
4点ほど考慮の余地があります。
持続的耐久力の定義方法
実際に時間とともにCP(=耐久力)が
減少していく割合は、
CPに対して線形ではありません。
例えば、
CP=4,000のCP減少速度は
CP=2000の2倍ではなく、
2倍以上、急速に減少します。
持続的耐久力=耐久力 / 最大CP
のように、
最大CPで単純に割るのではなく、
非線形な演算で持続的耐久力を
評価した方が良いかもしれません。
(2023年1月5日追記)
時間経過によるCP減少率を調査し、
おすすめポケモンを考察しました。
二重弱点を持つポケモンについて
トリデプスなど、
二重弱点を持つポケモンは、
数値以上に脆いです。
この様な二重弱点持ちのポケモンが
「瞬間的耐久力」、
「持続的耐久力」の
どちらかにランクインしていた場合でも、
防衛ポケモンとして置くのは
筆者の感覚としてはいまいちです。
GOバトルリーグや、
ジム攻撃・レイドでは、
プレイヤーによる交代が可能なので、
二重弱点はあまり問題になりませんが、
ジム防衛では一方的に攻撃されるため、
二重弱点持ちのポケモンは、
ジム防衛には向かないと考えられます。
二重弱点を持たないポケモンから
ジム防衛ランキングを作成した方が
感覚に合う結果になると思いました。
弱点タイプごとの優位性
ランキングトップの
ハピナスやラッキーは、
格闘タイプを弱点とします。
同じくランキング上位にランクインしている
ブラッキーやクレベースなども、
格闘タイプを弱点としています。
ハピナスやラッキーに加えて、
同じように格闘弱点のポケモンが
ジムに置かれていた場合、
筆者目線では「攻撃しやすいジム」
という印象を持ちます。
エスパーやゴーストタイプの
ポケモンも置かれていた方が、
「厄介なジム」という印象を持ちます。
よって、
「格闘耐性をもつポケモンの
耐久力ランキング」
のように、
「特定のタイプ相性に
注目した耐久ランキング」
も考察してみたいと思いました。
攻撃個体値0について
今回は
HP, 攻撃, 防御の、
3種類の個体値が全て最高での、
最大CPのみを考えましたが、
CPを小さく保つためには、
攻撃個体値が低い方が望ましいです。
攻撃個体値0のCPでデータを作り直すと、
持続的耐久力のランキングも変わると思います。
今後やってみたいこと
上記のように、
タイプ相性に注目した分析を
してみたいと思います。
そのためには、テーブルデータに
ポケモンのタイプを紐づける必要があります。
現在、ポケモンは1,000種類いるため、
スクレイピングなどを駆使して
効率的にデータを作成したいです。
防衛ポケモン選びの参考になれば嬉しいです
今回は防衛ポケモンのランキングを
瞬間的耐久力と持続的耐久力から
考察しました。
今回の結果が、
ポケモン集めの参考になれば嬉しいです。
もっと良い防衛ポケモンの評価方法があれば
教えて頂けますととても嬉しいです!
狙い目のポケモンが結構いるんですね!