英検1級合格体験記!CSEスコアや面接1点差落ちなど1級受験者必見!

英検1級合格体験記!CSEスコアや面接1点差落ちなど1級受験者必見!

筆者が念願の英検1級に合格したときの体験談をご紹介します!

多くの英検1級受験者が感じるであろう不安を私も体験し、乗り越えることができました。

2次試験の1点差不合格という悔しい思いをした体験を含めて、英検1級を受験される方の参考になったり、すでに合格された方からは「あるある」と思ってもらえるような内容を紹介します!

私が英検1級の勉強を始める前

英検1級を受験される方は、TOEICやTOEFLなど他の試験で一定の結果を上げたり、留学経験があったりする方がほとんどだと思います。

また動機は人それぞれ異なると思います。

これらについて私の紹介をいたします。

留学経験

修士の時にドイツに3か月間の研究留学をしました(2015年11月から2016年1月ごろ)。

ドイツではドイツ語の勉強はほとんどしておらず、英語の勉強をしていました。

ドイツ人は英語がうまい中、私はろくに話せなかったので歯がゆい思いをしました。

この経験で英語勉強の必要性を強く感じるようになりました。

英語力

留学前の英語力はこんな感じです。

TOEIC 690点(大学2回生の夏休みに初めて受験)

TOEFL iBT 75点(ドイツ留学直前に受験)

ドイツへの留学後の英語力はこんな感じです。

TOEIC 910点

TOEFL iBT 83点

ドイツ留学後の勉強によって大きくTOEICのスコアをアップできました。

TOEICで900点を超えてからは、TOEICのスコアを追求するための勉強はしていませんでした。

大学院での研究が忙しかったのもあり、TOEICのスコアアップのための勉強は効率が悪いと感じていたためです。

また、大学院の博士課程では、英語で投稿論文や博士論文を書いていたため、ライティングの経験も積んでいました。

スピーキングは瞬間英作文の教材をウォークマンに入れて通学中に聞いていましたが、外国人と会話する機会はほぼありませんでした。

受験動機

動機はいろいろありましたが、一番大きかったのは、英会話のイーオンに入会した際に、カウンセラーさんに「英検1級合格を目標にします」といったことでした。

英会話のイーオンは年間で20万円弱の費用がかかるため、なるべく早く目標を達成して費用の効果を手に入れたいと考えていました。

TOEICで900点を超えてからは、英検1級に興味がありましたが、学生時代は研究で時間が取れないことと、2次試験の面接が不安すぎたことにより、受験できずにいました。

社会人になり、英語学習にも時間を使える様になったため、英検1級合格を目指して勉強を始めました。

英検1級1次試験の勉強

教材は単語帳(パス単)と過去問だけで十分だった

1次試験はリーディング、リスニング、ライティングが出題されます。

私は学生時代に博士論文を書き上げた経験があったため、ライティングの勉強は必要ないかな、と思っていました。

リーディング、リスニングに関しても、TOEIC900を超えていたら、過去問で試験慣れすれば対応できるだろうと考えました。

問題は単語です。

英検1級で出題されるPart1の単語問題は25問と、試験全体で41問のおよそ6割を占めます。

素点の重みはほぼないものと考えたほうが良いので、英検1級においては単語から逃げることはできません。

そしてTOEIC900を取れても、英検1級で出題される単語にはなじみの多いものがほとんどです。

よって、ほとんどの英検1級受験者の例にもれず、私もひたすら単語の勉強をしていました。

1次試験の勉強に使った教材は、パス単と、過去問題集(6回分)だけでした。

編集:旺文社
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勉強スケジュール

2021年の1月に一次試験があったので、2020年12月から勉強を開始し、2か月間勉強していました。

通勤電車や会社の昼休みなどのすき間時間にパス単の勉強をしていました。

週末には過去問1回分取り組んでいました。

毎週末に過去問を一回解くことで、購入した問題集を1周することを目標にしていました。

勉強中の感触や大事にしていたこと

勉強期間中の感触としては、単語で決まるかな、という感じの手ごたえでした。

TOEICにもあてはまりますが、試験の過去問には2時間かかるので、集中できる訓練をしておくのが一番大事かなと思いました。

英検1級1次試験の受験(2020年度第3回、2021年1月試験)

自己採点

1次試験はいつも通りできたという感触でした。

英検は試験問題を持ち帰れるので、自己採点が可能です。

素点をCSEスコアというのに変換するため、合格点の予測が若干困難です。

RLE各技能について、CSEスコア850点が割り振られ、2028/2550で合格です。

目安として、RLWの各技能に対して、素点ベースで7割の得点率でCSE680点を目標にすることになります。

私は、自己採点でRLが7割をとれており、ライティングも無難に仕上げたので、1次試験は9割受かっているつもりでいました。

1次試験の結果発表は2次試験の2週間前なので、結果発表を待たずして、2次試験の勉強を開始していました。

英検1級1次合格発表

危なげなく合格していました。素点は自己採点通りで、CSEスコアもほぼ想定通りでした。

ライティングはテーマが「グローバリゼーションは良いか悪いか」みたいなありがちなもので、私の作文の内容もありふれたものだったと思いますが、得点は高めでした。

英検のライティングの採点は甘いそうなので、ライティングは最後まで書き切ることが大事ですね。

素点とCSEの関係について

私が受験した回のCSEスコアと素点の関係は以下の様でした(このサイト様より引用)

ライティングの得点率が8割を切り出したときにCSEスコアが大きく減少するのに対し、R,LはWよりも失点に対するCSEスコアの低下が緩やかなのがわかります。

英検1級1次試験はライティングに力を入れるべき

CSEスコアの傾向からわかるように、ライティングの得点率が素点6割の場合、CSEスコアは600を下回るので、R,Lで素点8割を超える必要があるため厳しくなります。

一方、R,Lは6割になってもCSEスコアは650前後なので、合格ボーダーの受験者はWができるかどうかで合否が決まると考えられます。

ライティングの採点は甘めで、論理が通った文章を一定の分量書き切るだけで8割がとれる様になっています。

よって、ライティングの経験が少ない人は、ライティングを重点的にやるべきだと思います!

英検1級2次試験の勉強

2次試験の勉強方針として、自分が抵抗を感じないテーマに対して、テンプレをたたき込んでいくということにしました。

そこで、おそらく英検1級2次対策では最もポピュラーな教材を使うことにしました。

使った教材は面接大特訓

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この本では、教育、平和、経済などのテーマごとのスピーチ例や想定質問集があります。

私の作戦はこれらのスピーチを覚え込み、当日の面接で出される5つのトピックから、覚え込んだネタにもちこむ、というものでした。

英会話のイーオンには通っていますが、2次試験のような即興スピーチの経験を積む機会はとてもありませんでした。

そういった状況で、この方針は試験に合格するために短期間で出来る良いものであったと思います。

想定トピック集で試験をシミュレーション

こちらのサイト様にスピーキングトピック例があります。

暗記だけでは本番の想定が足りないので、時間を計って本番をできる限り意識した練習もしていました。

勉強期間

1次試験が終わったのが2021年1月24日で、2次試験は2021年2月21日でした。

1次試験には手応えがあったので、そのまま2次試験の勉強を始めていました。ですので、勉強期間は1ヶ月弱でした。

毎日、会社の昼休みに誰も居ないところで面接大特訓の暗記をしていました。

帰ってからは録音アプリで自分のスピーチがどのようなモノか聞いたりしていました。

文字おこしアプリで2分間中のword数をはかったりしており、最初は80wordsくらいでしたが、後半では平均160wordsくらいまで伸びました。

勉強中の感触や大事にしていたこと

面接大特訓によるインプットと、想定トピック集による本番を意識したアウトプットをバランス良くやっていました。

試験前日などは、面接大特訓の暗記をひたすら周回して、本番の緊張したメンタルでも発揮できるように心がけました。

英検1級2次試験の受験(2020年度第3回、2021年1月試験)

試験の感触

面接官は日本人の男性と外国人の男性でした。

外国人の方の特徴は今は記憶にないのですが、日本人の方は、発音が日本人英語でした。

英検1級の面接官といえども、発音には気をつかわないんだなぁ、と思いながら自己紹介を続けていました。

選んだトピックは、「医療に対して政府はもっと何かするべきか」みたいな感じの内容でした。

コロナ禍に結びつけて話しやすそう、と思ったから選びました。

結果的にスピーチは自分の中ではグダグダ感がありましたが、その後のインタラクションは無難に終わりました。

終わった後の感触では、「受かっていても落ちていてもおかしくない」といった感触でした。

素点1点差での不合格

結果を心待ちにし、会社の昼休み明けにこっそり結果をのぞきに行くと、目に入ったのは、

素点1点差での不合格

でした…

これにはさすがにショックを受けました…

ネットをみていて、「1点差で落ちるなんてかわいそうな人もいるんだなぁ」と思っていたのを自分がやってしまうとは。

点数の内訳

SHORT SPEECH 8/10

INTERACTION 6/10

GRAMMER AND VOCABULARY 7/10

PRONUNCIATION 6/10

合計 27/40

はい、これが噂に聞く素点1点差不合格です

B日程なら受かっていたのでは、などと意味のないことを考えたりしていました

今でも納得がいかない点としては、PRONUNCIATION 6/10 です。

英検1級2次試験は、2人の面接官がそれぞれ4つの各項目に対して5点満点で採点し、普通よりも優れていれば、4点をつけます。

取り立てて目立つところがないなら、3点をつけます。

発音が6点だったと言うことは、2人の面接官が 3点をつけたか、2点と4点をつけたかですが、後者はおそらくないであろうと思います。

なので、外国人のネイティブと、日本人英語の面接官が同じ3点をつけたということです。

これには当時、理不尽というか、憤りというか、いろんな感情がわきましたね。

「あんたも面接官不合格だよ(´・ω・`)」

これをバネに、自分は発音を意識して勉強し直して、再チャレンジしようと思いました。

敗因 : 自信がなさそうに見えたこと

一度冷静になって敗因を考えると、自信がなさそうに見えたことが考えられます。

スピーチの内容も応答も、頭をフル回転させてなんとか目一杯こなしましたが、自信があった訳ではありません。

このような自信のなさが面接官に伝わってしまったのかもしれません。

6ヶ月後の再トライのときには、今の力を維持した上で自信をもってスピーチに臨もうと思いました。

再トライまでにやったこと

他の資格試験の勉強(危険物甲種)

まず自分にとって良かったのが、他の資格の勉強をしたことです。

自分の不合格に完全に納得していないだけに、モヤモヤした気持ちを切り替える必要がありました。

そこで、いったん英検からは離れて、危険物甲種の資格試験の勉強をしていました。

このときの勉強体験記もまた書こうと思います!

無事、危険物甲種には合格し、リフレッシュした気分で英検2次試験の再トライに臨めました。

TOEIC

2次試験には落ちてしまいましたが、英検1級1次試験に危なげなく合格できたので、TOEICでどれくらいとれるか試してみました。

意外にも、英検1級勉強前と5点しか変わっていませんでした。

英検1級合格者のTOEIC平均は945点という説がありますが、TOEICも900を超えると1問ミスの差が大きくなってくるので、こだわらない方が良いと思います。

PROGOS(AIによる英会話テスト)

AIによる英会話テストも受検しました。これについては別途記事を書きたいと思います。結果は8段階評価中の7段階でした。

試験2週間くらい前からふたたび面接大特訓

2度目の試験対策としては、試験2週間前から面接大特訓の暗記をし直すだけでした。

ガチガチに対策すると言うよりは、リラックスして本番にのぞめれば良いかな、と思っていました。

再挑戦の2次試験(2021年度第1回、2021年7月試験)

受験票はこんな感じ

届いた受験票には、一次免除の文字が。

受験地も気分を変えるために都会(大阪)にしました。

余談ですが、この回から英検1級の受検費用が1.5倍になりました(8000円→12000円)

お金ももったいないし、もう落ちるわけにはいかない、そう思い試験に向かいました。

試験の感触

今度の面接官は2人とも女性の方でした。

こんなことをいってはいけないかもしれませんが、異性の面接官のほうが印象面で有利か?とか思いました。

トピックの中からよさげなものはないか、とみていると、

nuclear power generation の文字があるではありませんか!

これは面接大特訓の中にもあるトピックです!

迷うことなくこれを選択し、覚えてきたことをすらすらしゃべります。

その後の応答も、もてる語彙をフルに使って切り抜けました。

終わった後は相変わらず「受かっているか落ちているかわからない」といった感じでしたが、前回よりもスピーチの分はよかっただろうと思っていました。

合格発表

やりました(ノω・、)

1点差の不合格から立ち直り、合格することが出来ました。

点数の内訳

SHORT SPEECH 10/10

INTERACTION 8/10

GRAMMER AND VOCABULARY 8/10

PRONUNCIATION 7/10

合計 33/40

思ったよりも余裕で合格していました。

勝因 : 内容よりも自信があふれているようにみえたこと

やはり覚えてきたトピックだけあって、自信があふれているように見えたのでしょう。

私の感触だと、スピーチの内容は相手には伝わっていなかったのではないかと思っています。

前回と比べて発音を意識したわけでもありません。

それでも全体的に点数が上がったのは、暗記してきたトピックによる自信のおかげでしょう。

念願の英検1級合格!その後

合格証とイーオン

無事、合格証を手にし、イーオン入会の目標を達成することが出来ました!

私の通っていたイーオンは生徒数300人程居るそうですが、英検1級合格までいける人は数人くらいだそうです。

イーオンとしても英検1級合格はおめでたいということで、写真をとってもらい、HPに掲載されたりしました(`・ω・´)

その後

英検1級合格という目標を達成したことで、勉強前にくらべて、特に英会話の部分で自信がつきました。

しかし、まだ RLW >> S くらいのバランスになっているのは変わりありません。

英検1級に合格したのも、「暗記してきたトピックがヒットしたから」というもので、真の力がついたとは言えないと思っています。

そこで私が次にトライしてみたいのがTOEICスピーキングテストです。

次の目標はTOEICスピーキングテスト160点です!

英語学習に終わりはなく、今後も精進していきたいです。

最後に

私一人の英検1級合格体験記にもいろんなことがありました。

これから英検1級を受検される方も、いま受検をして結果を待っている人も、既に英検1級合格された方も、参考になったり、共感できるお話があれば幸いです。

1 COMMENT

さんちゃん

一度は不合格という経験をされてからの最良の結果ですね!
おめでとうございます^ ^

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