(この記事は2023年12月19日に更新しました)
2023年統計検定1級を受験!感想や手応えを共有します!
ごごちと申します。2022年11月20日(日)、統計検定1級を受験してきました!
2022年11月21日、公式解答が公表されました!
筆者の経歴
大学では化学を専攻していましたが、数学の勉強も自分でやっていました。
2015年4月に数学検定1級、2015年6月に統計検定準1級をとりました。
大学院での研究では数学をあまり使わない分野だったので、7年間数学系の資格は取っていませんでした。
しかし、メーカーでデータサイエンス系の仕事に取り組むようになったので、これを機に数学や情報系の資格チャレンジをするようになりました。最近の受験履歴は以下の通り。
最近の受験履歴
応用情報技術者試験(2022年4月、合格)
JDLA E資格(2022年8月、合格)
データベーススペシャリスト(2022年10月、結果待ち)
勉強期間と方法
10月までデータベーススペシャリスト試験に集中したため、統計検定1級のための勉強は1ヶ月ほどしか出来ませんでした。ただ、勉強期間の短さよりも、E資格、デスペと試験勉強続きだったため、モチベーション維持の方が辛かったです。
勉強方法は過去問中心で、参考書(入門統計解析法、現代数理統計学の基礎)を辞書代わりにする方針でした。ただ、この方法だと統計数理はなんとかなるのですが、統計応用はどうにもならないことがわかりました。私は理工学を選択した(してしまった^^;)ので、特に直交表がどうしようも無かったです。直交表いらね…^^; 統計応用の直交表は捨てることにしました。
試験本番
統計数理
問2 [1]○,[2]○,[3]○,[4]△,[5]△
一様分布と回答。確率は図形面積で処理。[5]はE[V]=0だけ正解でそれ以外×
問3 [1]○,[2]○,[3](○)過程はOKだが結果不明、[4]×,[5]×
ポアソン分布やΓ分布、Γ関数の公式を使って[3]まで回答
問4 [1]○,[2]△,[3]○、[4]×[5]×
微分して確率密度計算。最尤推定量を求める[3]まで回答
○=1, △=0.5, ×=0として15点満点とすると
正答率 9.5/15 = 63.3%
となっており書いているところがあたっているなら合格ボーダーの6割を超えている計算になります。ただ全部は合っていないと思うのでベストケースなら合格か…?といったところです。
2022年11月21日追記
合格ボーダー6割は受験者のコンセンサスであり根拠はありませんでした。合格基準60点と明かされているのは統計検定準1級でした。なので統計検定1級は相対評価である可能性も考えられます。
統計応用(理工学)
問1 [1]○,[2]○,[4]○,[5]△, [3]×
独立な2変数の二項分布の和、ポアソン分布の和を使う問題。[3][5]以外はできました。
問4 [1]○, [2]×,[3]×,[4]×,[5]×
[2]の確率が導出できず終了。この問題ができてれば全然いけてました^^;
問5 [1]△,[2]○,[3]○, [4]×,[5]×
一番時間をかけ、[3]までは回答できました。
○=1, △=0.5, ×=0として15点満点とすると
正答率 7/15 = 47%
となっており、書いたところが全部合っていても合格できません…^^;。残念。よほど変な部分点がついたり、前半部分に配点の傾斜が重かったりしない限り厳しそうです。
2022年11月21日追記
統計応用も相対評価とするならワンチャン…?こんな正答率で受かって良いのかって気はしますが、可能性はゼロでは無いとしておきたいと思います!^^;
合格の可能性について
統計数理はワンチャン合格していますが、統計応用は厳しそうです。ただ統計数理だけでも合格していたら次回受験するときは統計応用の勉強に集中できるので、統計数理だけでも受かっていてほしいです。web合格発表は12月中旬なので、楽しみに待つことにします^^。
2022年12月19日追記 残念ながら不合格でした
今後について
統計検定1級を終え、今年の試験納めとなりました。今後受験したい試験は以下の通りです。
・TOEICスピーキングテスト
・ネットワークスペシャリスト
また、本業で機械学習を本格的に使うようになったのでKaggleも本腰を入れて取り組みたいです。
一流のデータサイエンティストを目指すごごちの勉強はまだまだ続きます!これからも勉強したことなど発信していきたいと思いますので、よろしくお願いします!
(2023年12月19日追記) 2023年統計検定1級を受験!感想や手応えを共有します!