ごごちと申します。
2023年11月19日(日)に統計検定1級を受験しました!
試験の感想や手応えを共有したいと思います!
なお私の解答は間違っている可能性も高いため
気をつけてください。
(2023年11月20日追記)
公式解答が発表されました
(2023年12月18日追記)
2023年の試験の結果はこちらです。
統計数理
問1 [1]◯、[2]◯、[3]△、[4]△、[5]△、[6]×
正解率 : 50ー60%
[1]確率母関数を活用。[2]a1 =n, a2= n-1, …, an=1
[3]期待値は◯だが分散が求まらず
[4]最尤推定量は◯だが分散が求まらず
[5]チェビシェフの不等式で一致性を示した
[6]時間切れ
問2 [1]◯、[2]◯、[3]◯、[4]×
正解率 : 70ー80%
[1]k=1はy→0でf(y)→無限大、k=3はy=1で極値[2]Y=Sとおいて畳み込みの公式を活用
[3]P(X>tanw)を微分して一様分布を示す
[4]時間切れ
問3 [1]◯、[2]◯、[3]◯、[4]◯、[5]△
正解率 : 80ー85%
[1]1/λ。公式を活用。[2]λ/(λ-t)
[3]E[Xw]=1/(λ-t)>E[X]
[4]MXw(t)=Mx(t+h)/Mx(h)
[5]h=0のときのみ示してパス
合計正解率
200ー225% / 300%
= 66.7ー75% / 100%
感想
問2のグラフを描く問題から手を付けましたが、
15分くらいかかりました^^;
このままではまずいと思いつつ、諦めずに取り組むと、
問2の[3]まではスムーズに解答出来ました。
流れにのって問3→問1と30分ずつ取り組みました。
去年よりは手応えを感じつつ、
数理は終了となりました。
(11月20日追記)
問1の[3][4]の分散の計算は、
普段なら何気なく出来そうですが、
試験本番の緊張と時間制限の下では
厳しいところがありました。
条件は全受験生同じなので、
出来なかった分は割り切ります。
とはいえ、昨年と比べると全体的に手応えは有り、
落としてはいけない問題はとれていて、
問2[3]や問3[4]など、差がつきそうな問題も
今年は取ることが出来ました。
合計正解率は 67ー75% であり、
去年よりは高い正解率になりました。
しかし統計数理はボーダーが
7割の時もあるようなので、
不合格の可能性も考えています。
統計応用
問1 [1-1]◯、[1-2]◯、[1-3]◯、[2-1]×、[2-2]×
正解率 : 50ー60%
[1-1]逆行列を計算。1/4,1/4,1/4s^2の対角行列。
[1-2]行列式を計算し、s=LがD最適。
[1-3]trを計算し、s=LがA最適。
[2-1]逆行列の計算で時間切れ
問2 [1]△、[2]×、[3]◯、[4]△
正解率 : 50ー55%
[1]途中でガンマ関数を活用。最頻値=σ、中央値=sqrt(2)ln2σ(筆者はミス)
[2]パス
[3]sqrt(二乗和/2n)
[4]最尤推定値=2.12,
信頼区間はカイ二乗分布を考えたが?
問4 [1]◯、[2]◯、[3]◯、[4]×
正解率 : 75ー80%
[1]a(y)=y, b(λ)=logλ, c(λ)=-λ, d(y)=-logy![2]λ=2.53
[3]尤度関数 : bxiyi – logyi! -exp(bxi) の総和
尤度方程式 xiyi – xiexp(bxi) の総和=0
[4]パス。
合計正解率
175ー195% / 300%
= 58.3ー65% / 100%
感想
問1が覚えてきた重回帰の問題だったので
最初に取り組むことにしました。
[1-3]までを15分で終わらせていったん問2に移りました。
逆行列の代数計算は時間が掛かるのでこれは正解でした。
問2は[1]で中央値の計算をミスしました。勿体ない。
[2]の分布を導出する問題を早々に諦め、
[3]の尤度関数の計算に進めたのが良かったです。
[4]の分散の95%信頼区間は、時間も無かったので
普通に自由度9のカイ二乗分布を考えましたが
間違っていると思います^^;
問4も覚えてきたポアソン回帰の問題だったので、
取り組むことにしました。
[2]は1日が24時間であることから、
λ/24のポアソン分布を考えて、
y=0の確率が0.9以上になるように考えました。
こんなんで良いのか?
と思いつつとりあえず先に。
[3]は覚えてきたポアソン回帰モデルの
尤度関数を慎重に書いていきました。
最後15分で問1の逆行列の問題に戻りましたが、
答えにはたどり着きませんでした^^;
応用も去年よりは手応えがあります。
去年は3問中1問が[1]どまりでしたが、
今年はどの問題も半分は出来ている。
(と思います^^;)
しかし、数理ほどは自信がありません。
(11月20日追記)
問4の[2]で λ/24 と考えたところが
正解していた様です。
ボーダー上の筆者にとってこれは大きい。
しかし、問2[1]の中央値でミスしており、
このミスで不合格も考えられる位の
ボーダー上と考えています^^:
合計正解率は 58ー65% であり、
統計数理よりも正解率は低いです。
しかし他の方のサイトを見ても、
統計応用の合格ボーダーは
統計数理よりも低いそうなので、
合格を祈りたいと思います。
公式解答を待ちます
今年の統計検定1級も無事に終わりました。
筆者も半年ほど勉強してきたので、
去年よりは手応えを感じています。
まずは公式解答を待ちたいと思います!
結果を待ちつつ仕事に励みます
統計検定は公式解答が翌日に公表されるため、
すぐに切り替えができるのが良いところです。
筆者は本業でマテリアルズインフォマティクスを
活用した研究開発を行っています。
現在はここ一年の結果をまとめ、
春の学会発表に向けて準備を進めております。
統計検定の合格を祈りつつ、
目の前のことに精一杯取り組みたいと思います!
(2023年12月18日追記)
結果はこちらです。
お疲れ様でした^ ^