【ポケモンスリープ】「プレイ方法は寝るだけ」でなぜ面白いのか?考察してみました!

ごごちと申します。
ポケモンスリープにはまっています。

すでに5か月ほどプレイしています😙

「プレイ方法は寝るだけ」
といわれているポケモンスリープですが、

「何が面白いのか、イマイチわからない」
「することが少なくて、つまらない」

という人もいるかと思います。
(実際、筆者の知人にいました^^;)

筆者にとっては面白いと感じているのですが、
確かに何が面白いのでしょうか?

その理由を考えてみると、もしかすると
ゲームを楽しむ人間らしさを確認し、
豊かな生き方につながるかもしれません。

今回は、
ポケモンスリープがなぜ面白いと感じるのか、
筆者なりの視点で考察してみたいと思います。

ポケモンスリープの目的

楽しみ方は人それぞれですが、
まずはポケモンスリープというゲームの目的を整理します。

  • 大目的 : 寝顔図鑑の完成
  • 中目的 : カビゴンの育成
  • 小目的 : おてつだいチームの育成

小目的は中目的のための手段、
中目的は大目的のための手段となります。

大目的 : 寝顔図鑑の完成

ポケモンスリープでは、
ポケモンの寝顔図鑑を完成させることが
最大の目的になります。

寝顔図鑑の進捗で新フィールドが解放され、
新ポケモンの寝顔を観測できる様になります。

さまざまなアクションの最終アウトプットが、
この「寝顔図鑑の完成」になるため、
ポケモンスリープの大目的と考えられます。

中目的 : カビゴンの育成

「寝顔図鑑の完成」という大目的のために、
「カビゴンの育成」が中目的になります。

カビゴンにエナジーを与えることで、
カビゴンレベルが
ノーマル→スーパー→ハイパー→マスター
と上がっていき、高レベルになるほど、
レアポケモンのレア寝顔を観測できます。
これによって、
寝顔図鑑の完成に近づくことができます。

よって、「カビゴンの育成」が、
ポケモンスリープの中目的と考えられます。

小目的 : おてつだいチームの育成

おてつだいチームの育成は奥が深く、ハマる

カビゴンを育成するという中目的のために、
「おてつだいチームの育成」
が小目的になります。

カビゴンを育成するためには
「きのみ」や「料理」に使う「食材」を、
「おてつだいポケモン」達で結成する
「おてつだいチーム」によって収集します。
チームが強力であるほどカビゴンが大きく成長します。
そこで、カビゴンを育てるためには、
「おてつだいチームの育成」
が必要になるということです。

「おてつだいチームの育成」はプレイヤーが
ゲーム内で能動的に関与できる部分であり、
チームの編成の幅も非常に広いです。

そのため、
「おてつだいチームの育成」は
このゲームの醍醐味といえます。

ポケモンスリープの遊び方

「プレイ方法は寝るだけ」と言われていますが、
プレイヤーができることは他にもあります。

睡眠リサーチ時にできること

ポケモンスリープでは、
毎日の睡眠計測の結果をもとに、
睡眠リサーチを行います。

睡眠リサーチでは、
以下の2つのアクションができます。

  • 寝顔図鑑の収集
  • おてつだいポケモンのゲット

寝顔図鑑の収集

大目的である寝顔図鑑の収集は、
毎日の睡眠リサーチで行います。

睡眠計測から3種の睡眠パターン
「うとうと」、「すやすや」、「ぐっすり」
を算出し、出現ポケモンが決定します。
一日当たりの最大出現数は8匹なので、
気長に収集していく必要があります。

おてつだいポケモンのゲット

サブレをあげてポケモンを仲間にし、「おてつだいポケモン」に。

寝顔収集の後には、おてつだいポケモンの
ゲットチャンスがあります。

毎日1個使えるボーナスサブレや
ポケサブレ等のアイテムを使って、
フレンドポイントが所定値を満たすと
おてつだいポケモンが仲間に加わります。

おてつだいポケモンは
性格やスキルなどがランダムで決まっており、
ポケモンによって最適な「性格×スキル」の
組合せも異なるため、同じポケモンでも、
理想的な「性格×スキル」の組合せが出るまで、
何匹も仲間にすることになります。

平常時にできること

睡眠リサーチ以外の平常時にできることは
大きく分けると次の3つです。

チームの編成やおてつだいポケモンの育成

平常時にはおてつだいチームの編成や
おてつだいポケモンの育成を行います。

毎週のフィールドや料理のお題によって、
得意なポケモンが異なるため、
編成を最適化する必要があります。

低レベル&未進化ポケモンのような、
おてつだい性能が低いポケモンでも、
育成のためには編成する必要があります。

ポケモンを育成する際には、
そのポケモン専用のアメを使うことで、
経験値を増やしてレベルを上げたり、
条件を満たしたポケモンを進化させたりします。

おてつだいポケモンからの収穫や料理

一定時間経過するごとにおてつだいポケモンが、
カビゴンにあたえる「きのみ」や、
料理に使う「食材」をもってきてくれます。

おてつだいポケモンからのきのみと食材の収穫。育ったポケモンがどっさり持ってきてくれるのを回収するのは爽快。

おてつだいポケモンをタップすることで、
「きのみ」や「食材」を回収できます。

料理の様子。料理図鑑と料理レベルも存在する。

朝、昼、夜には「食材」を使って、
カビゴンに料理を与えることができます。

メインスキル発動の様子。確率で起こるため、発動したらテンションが上がる。

また、おてつだいポケモンをタップすることで、
確率でメインスキルを発動できます。

「いつの間に育成」で、長時間アプリを開けなくても自動で育ててくれる。

「きのみ」や「食材」のストック数が、
おてつだいポケモンの最大所持数を上回る場合、
「きのみ」で発生するはずだったエナジーを
自動でカビゴンに与えてくれています。
これにより、長時間放置した場合でも
カビゴンを育成することができます。

睡眠の実行

スマホによる睡眠計測の様子。睡眠計測中は操作してはいけないので注意。

一日の最後に「睡眠計測」を開始することで、
睡眠モードに移行します。

アプリによる睡眠計測中は、
平常時のアクションができなくなります。
ただし、
ポケモンGOプラスプラスを使って、
睡眠計測している場合は、
スマホ側で睡眠計測は不要です。
そして、GOプラスプラスの睡眠計測モード中に
スマホを自由に操作しても、
計測ペナルティのようなものもありません。
(なのでGOプラスプラスによる睡眠計測が
おすすめです!)

ポケモンGOプラスプラスにいる「特別なピカチュウ」もおてつだいしてくれる。なつき度が上がるとなかなか良い仕事をしてくれる。

睡眠計測の結果に応じて、

  • 睡眠リサーチで出会えるポケモンの抽選
  • おてつだいポケモンのげんき回復
  • 睡眠EXPの獲得
  • リサーチEXPの獲得

などの処理が行われます。

ポケモンスリープが面白い理由

ポケモンスリープの目的や遊び方を
紹介しましたが、ここからは、

「なぜポケモンスリープが面白いのか」

を5つの点から考察したいと思います。

  • 「収集性」
  • 「戦略性」
  • 「拡大再生産性」
  • 「放置性」
  • 「キャラ性」

図鑑やおてつだいポケモンの「収集性」

まず第一に挙げられるのが、
ポケモンスリープには

「収集性」

があることです。

寝顔図鑑の完成は遠い。

寝顔図鑑は、
ポケモンの種類(現在~100種)×寝顔(~4種)あり、
これらをコンプリートするという目的は
人間の収集欲を掻き立てるものがあります。

おてつだいポケモンの厳選は果てしない

さらに、
「おてつだいポケモンを仲間にする」
という点にも収集性があります。

同じイーブイでも食材、性格、スキルが異なる。コレクターとして厳選したくなる。

おてつだいポケモンには性格とスキルがあり、
最適な組み合わせを引けるかはランダムであり、
理想的なおてつだいポケモン=「理想個体」を
厳選するという楽しみ方があります。

現状では、
せいかくやスキルを再抽選するアイテムはなく、
仲間にするときに引き当てるしかないため、
理想個体を仲間にできた嬉しさはひとしおです。

このために課金を考える方もいるかと思います^^;

色違いポケモンが手に入ると嬉しい

色違いのポケモンも手に入る。嬉しい。

本家ポケモンと同じく、
ポケモンスリープにも色違いポケモンが登場します。

通常ポケモンとの違いは特にありませんが、
やはり特別感があり手に入ると嬉しく感じるのは
人間の性(さが)でしょうか?

自分だけのチームを考える「戦略性」

「5匹のおてつだいチームを編成する」
という点に、

「戦略性」

が生まれます。

今週はどのチームで行く?最高SPのチームか育成用のチームか?

おてつだいチームの組み方で、
カビゴンのエナジーが増減するため、
いかにしてエナジーを最大化するか、
という最適化問題を考えることになります。

この最適化もプレイヤーごとに所持している
おてつだいポケモンの種類が異なることから、
各個人ごとに最適解が存在することになります。

また、理論上の最適チームもわかっていません。

たとえば、
おてつだいチームを組む方針についても
何が最適なのか、よくわかっていません。

例を挙げると、
次の点はまだ検討が済んでいません。

  • 「げんきオール」のポケモンは必要?
  • 「エナジーチャージ」は強い?
  • フィールド適正ポケモンで固めるべき?
さまざまなスキルがあり、チーム編成の幅を広げる。

「最適解はおそらくあるが、
実際にはわからない or 実現が難しい」

というゲーム性には、
ゲーマーとして強い興味がわくと思います。

育成による「拡大再生産性」

おてつだいポケモンを育成することにより、
カビゴンのエナジー(=生産性) が上がるという、

「拡大再生産性」

もゲームの魅力です。

発展していく様子が良い

ポケモンスリープではどのような行動をとっても
それがマイナスになることはなく、
必ず生産性を上げることにつながります。
以下のような項目は、常に蓄積されていき、
カビゴンのエナジー(=生産性)が増大します。

  • 寝顔図鑑
  • おてつだいポケモンのレベル
  • おてつだいポケモンの進化
  • おてつだいポケモンのスキル開放
  • 料理レベルアップ
  • フィールドレベルアップ
  • リサーチレベルアップ

邪魔するものは一切なく、
自分だけの王国を築いていくという、
「拡大再生産ゲー」は満足感を感じやすいです。

ただ待つだけで進む「放置性」

「プレイ方法は寝るだけ」

と宣伝されているように、
基本的に放置で良いという

「放置性」

もゲームの魅力です。

忙しい現代人に放置ゲーは神。

人は、
「何もしなくても価値が自然に増えていく」
ということに魅力を感じる性質があります。

高配当株や不労所得などのインカムゲインは
「何もしなくて増える価値のあるもの」
にあたりますが、
ポケモンスリープも

「放置でポケモンが強くなり、
カビゴンが育ち、図鑑が埋まる」

という点で似ています。

放置ゲーは他にも星の数ほどありますが、
「基本的になにもしなくてもよい」
という「放置性」は、
遊びの多い現代で大きな魅力になります。

ポケモンという「キャラ性」

ポケモンという人気コンテンツを生かした

「キャラ性」

もポケモンスリープの魅力として欠かせません。

ブースターはふさふさでかわいい😆

「ただ自分の好きなポケモンの寝顔をみたい」

という方もマイペースに楽しめる点が
最大の魅力です。

ここがあればもっと面白くなる(かも)

上記で5つの理由について紹介しました。

  • 「収集性」
  • 「戦略性」
  • 「拡大再生産性」
  • 「放置性」
  • 「キャラ性」

これらの理由により、
「ポケモンスリープはゲームとして面白い」
と筆者は考えました。

しかしながら、
「さらに面白くできるかもしれない」
と個人的に考える内容についても
述べたいと思います。

チャレンジ的要素

現在のポケモンスリープには、
難易度の高い目標が欠けています。
ウィークリーミッションなどはありますが、
達成は難しくありません。

月単位での高難度ミッション、
のようなものがあっても良いかもしれません。

協力プレイ

現在は完全ソロプレイになっています。

他プレイヤーとのフレンド機能、
ギフト交換、協力ミッションなど、
協力プレイができると良いと思いました。

ランキング

現在はカビゴンのエナジーを高めても、
自己完結して終わってしまいます。
他人と比較できた方が面白いかもしれません。

ただ、単純に総合エナジーを競うだけでは
古参 or 課金プレイヤーしか勝てなくなるので、
制限ランキングがあっても良いかも。

おてつだいチームのチームSPに制限をかけたり、
編成ポケモンのタイプを固定したり、etc…

だからポケモンスリープは面白い!

ポケモンスリープの面白さを考察しました。

ほのぼの楽しめるゲームでありながら、
「レアポケモンを仲間にできた」
という「収集性」の点や、
「カビゴンを効率的に育てるには?」
を考える「戦略性」などの点から、
ゲーム性に魅力があることが確認できました。

「ポケモンスリープをやろうか迷っている」
と考えている方の参考になれば嬉しいです。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA