AtCoder茶色が応用情報のアルゴリズム(プログラミング)に挑戦

筆者の経歴や使用言語、AtCoder成績など

筆者の経歴はこちらです。

筆者の専門は化学の実験系であり、情報技術やプログラミングは専門ではありません。

研究室にいる間、独学でプログラミングを勉強しました。

使える言語は下記の通りです。

言語使用期間勉強年数
Fortran2014-20163
Python2019-20224

Pythonは研究室で機械学習を使うようになってから勉強を始めました。

AtCoderは2021年5月から始め、2021年12月に茶色レートになりました。

2022年1月を最後にAtCoderへの参加は中断しており、応用情報のアルゴリズム問題を解いていたのはその2-3ヶ月後です。

茶コーダーが応用情報技術者のアルゴリズム問題を解いた結果を紹介します!

茶コーダーが応用情報のアルゴリズム問題を解いた結果

出題年度午後重題材○の数設問数正答率(%)
2021秋一筆書き6875
2021春クラスタ分析
k-means法
7888
2020秋誤差拡散法
減色処理
81080
2019秋演3ニューラルネット81080
2016秋演1魔方陣81080
2015秋演42分探索木71070
2014秋演2マージソート1911
2011秋演6集計表
HTML
8989
2010秋演5付箋アプリ
データ構造
99100

9回分の平均正解率は74%でした。

2014秋に11%と低い正解率になっていますが、それ以外では70%以上をとれています。

よって、茶コーダーが応用情報のアルゴリズム問題を解くと70%正解できるといえそうです。

2014年度秋、正答率の低い11%のときの問題

(画像は午後の重点問題より)

マージソートが題材であり、リストでポインタを扱う問題でした。

筆者にとってはなじみがなかったため、低い正答率となりました。

茶コーダーなら応用情報のアルゴリズムで6割は容易

ループ、条件分岐、変数初期化などを押さえる

応用情報のアルゴリズム問題でも、ループ、条件分岐、変数初期化などが問われることが多いです。

これらはAtCoder Beginner ContestのA,B,C問題を解くことで十分に身につけることが出来ます。

茶色レートである400を達成するためには、C問題をおおよそ半分の確率で解く必要があるため、

茶コーダーでも応用情報のアルゴリズム問題を解くための素養は十分あると言えます。

問題文をプログラムにトレースすることを意識

(画像は午後の重点問題より)

アルゴリズムの問題はスクリプト部分が全体の6-8割を占めています。

ポイントは、問題文の処理内容をプログラムにトレースすることです。

問題文が理解しきれていなくても、スクリプト部分に目を通せば糸口がつかめることもあります。

難しそうな問題でもスクリプト部分まで早めに目を通せると良いと思います。

AtCoder経験者は応用情報技術者試験に有利!

応用情報技術者試験は午後の選択問題が鬼門であり、5つの科目を解く必要があります。

AtCoderのような競技プログラミングを経験している人なら、アルゴリズム問題を選択することで、勉強する必要のある科目が4つになります。

勉強時間が少なくなることで、効率的に応用情報技術者試験に合格できます。

さらに、アルゴリズムを選択して応用情報技術者をとれたというのも自信になると思います。

筆者は2022年春に受検しましたが、AtCoderをやっていたおかげでアルゴリズム問題が得点源になりました。

ですので、競プロ経験者に応用情報のアルゴリズム問題はおすすめです!

応用情報のアルゴリズム問題はAtCoderが良い練習になる

応用情報技術者試験でアルゴリズム問題を解きたい場合は、AtCoderのような競技プログラミングがおすすめです。

競技プログラミングにとりくむことで、スクリプトを読むことに対する抵抗をなくすことができます。

しかし初心者の場合、結果が出るまで半年くらいはかかるかもしれませんので、試験まで時間に余裕のある方はじっくりと取り組むのが良いと思います。

参考になれば幸いです

茶コーダーである筆者が応用情報のアルゴリズム問題を解いてみた結果を紹介しました。

AtCoder経験者や応用情報技術者試験を勉強している方の参考になれば幸いです。

ついに2022年6月24日正午に応用情報技術者試験の合格発表です。

また合否を報告したいと思いますので、宜しくお願いしますm(_ _)m

(6月24日(金)追記)  合格していました!

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