これまで、機械学習を使ったネコ判別器を作ってきました。
今回は、ネコとイヌを判別する機能を、ポケモンのイーブイに適用してみました!
果たしてイーブイはネコなのか、犬なのか、どちらでしょうか…?
ネコ判別器について
画像が与えられたとき、ネコかイヌかの確率を計算します!
今回はネコである確率を計算するようにしています!
例えば、ネコ判別器に画像を与えると、「被写体がネコである確率は70%」と出力されます。
この場合、被写体はネコ70%、イヌ30%と計算され、判別結果はネコということになります!
今回用いたネコ判別器は、9割の確率で正しくネコとイヌを分類できる機械学習モデルになっています。
実装方法はこちらの記事で紹介していますので、詳しく知りたい方はぜひご覧ください!
イーブイの画像データ収集
イーブイの画像データはポケモンGOで集めました。
公園でイーブイを出して動画撮影し、その後画像データを切り出しました。
今回は60枚のイーブイ画像を用意しました。
大好きなポケモンをきれいな緑の公園で出せるので、ポケモンGOは偉大な発明ですね!
イーブイ犬猫分類 結果一覧
60枚のイーブイの画像をネコ判別機に与えて、ネコの確率を計算してみました。
画像からは、全体的にネコの確率が小さいことがわかります。
イーブイはネコではないのか…?
(ネコであってほしかったかのような言い方^^;)
イーブイの犬猫分類結果 ネコの確率=31%
60枚のイーブイ画像のネコ確率をヒストグラムにまとめました。
ヒストグラムからも全体的にネコの確率が低いことがわかります。
60データのネコ確率の平均値を計算したところ、31%となりました!
やはり、イーブイはイヌだった…?
余談
2018年にもポケモンGOで犬イベントがありました。
その時に、ピックアップされていたポケモンにイーブイが混じっていました。
(当時大爆笑した記憶があります^^;)
イーブイはネコなのか、イヌなのか、はたまたキツネなのか、想像が膨らんで面白いですよね!
結論: 私のモデルではイーブイは
私の機械学習モデルでは、イーブイはイヌということになりました。
大きな耳が特徴だったのでしょうか?
この辺りは、以前紹介した判断根拠を有効に使えたらいいと思いました。
イーブイには進化系がたくさんいて、調べがいがあるので、今後も調査していきたいです!
それにしてもイーブイは可愛いですね~^^
イーブイはネコであって欲しかったです(^^;;