2022年の楽天ポイントせどりの成績と反省点【利益率と時給は?】

(2023年2月18日追記) 楽天ポイントせどりの確定申告についての考え方をまとめました
(2023年12月28日追記) 2023年の楽天ポイントせどりの成績と今後【時給は?】【ポイントせどり終了?】

データサイエンティストのごごちと申します!
私は勉強が好きで主に資格の勉強をしていますが、経済的自由を目指して副業にも興味を持ちました。
「楽天ポイントせどり」はリベラルアーツ大学の両学長のYouTubeチャンネルで知り、最初の副業として2021年3月から少しずつ取り組んできました。
その後徐々にスケールアップし、2022年の売上だと計算上、確定申告の必要が生じたため、今年の売上を整理することにしました。
楽天ポイントせどりって儲かるの?」という方の疑問を解決できればと思い、
1年半楽天ポイントせどりに取り組んできた等身大の内容を共有したいと思います。
こういった内容は初めてで慣れないこともありますが、参考になればうれしいです。

実施形態

ごごちと実家で楽天プレミアムカードを1枚ずつ持ちます。
2枚の楽天プレミアムカードで楽天市場で商品を仕入れ、ごごちに送ります。
この時点で2枚のプレミアムカードで大量の楽天ポイントを取得します。
そして仕入れた商品を、ごごちがアマゾンに出品し現金を回収します。
アマゾンで回収できる現金は、諸々の手数料により、ほぼ赤字になります。
大量の楽天ポイントとアマゾンから振り込まれる赤字の回収現金との差額が利益となります。

全体成績

売上総利益

全部で4つの項目をグラフにまとめました。
「諸経費」は後述しますが、アマゾンの月額登録手数料や倉庫への発送料金等です。
「現金収支」は、アマゾンでの販売手数料とFBA手数料が大きいため、赤字です。
「ポイント」はお買い物マラソンなどのイベント、SPUをフル活用することで大量にもらえます。
「最終利益」=「ポイントー諸経費ー現金収支」となり、ポイントの形で手元に残ることになります。
ごごちの最終利益は36万円、実家の最終利益は22万円、トータルの最終利益は58万円となりました。
利益率は10.0%となりました。

月別売上総利益と時給換算

2022年売上総利益(円)月あたり売上総利益(円)時給換算(円/時)
ごごち360,02330,0022,727
実家218,83318,2361,658
ごごち+実家578,85648,2384,385

ごごちと実家を合計した月あたりの売上利益は48,238円となりました。
月収5万円のペースで取り組んでいた計算になります。
また、労働時間は月12時間ほどでした。
よって時給換算すると 4,385円となり、時給4,000円という計算になりました!
時給換算では効率の良い取り組みになっていたことに少し驚いています^^
後で述べるように、場所的な消耗の方が大きかったんですけどね^^;

月別粗利益

ごごち

主に楽天お買い物マラソンおよびスーパーセールと、「5と0のつく日」に仕入れを行います。
仕入れを行うタイミングでアマゾンでの売却価格を計算し、差し引き利益を見積もっています。
6月以前までは毎月15万円を目安に仕入れていましたが、6月以降は月30万円以上を仕入れに回していたので、粗利益も6月以降は大きくなっています。

実家

実家はプレミアムカードのクレジット枠が、ごごちよりも若干少ないため、利益が少なめになっています。

ごごち+実家

こう見ると月によって大きく利益が異なることがわかります。
楽天のセールで安く仕入れたりアマゾンで商品を高く売ったりするタイミングをコントロールするのが難しいのが原因です。
しかしこれも副業の趣の一つだと思います。

累積粗利益

ごごち

年始めは抑え気味でしたが、諸経費負けするのが嫌で6月頃からスケールアップしているのがわかります。

実家

ごごち+実家

諸経費の内訳

諸経費の総額は162,367円でした。
諸経費負けをしないように、粗利益率15%くらいを目指して商品を仕入れていました。

40%がAmazon月額登録料+保管手数料となっています。
33%が送料ですが、これはFBAパートナーキャリアによって抑えられている方だと思います。
16%のKeepaは、Amazonの商品価格の推移をみることができるサービスですが、無くても良かったと思います。
今のやりかたを継続するならKeepaの費用は削減しようと思います。
残り12%は、ダンボールなどの梱包用品の費用です。

確定申告について

今年初めて確定申告をしますが私の理解では以下の通りです
・アマゾンからの収益→赤字なので申告不要。ただし税務調査対策として、バックデータを保管しておき5年間保存
・楽天ポイント→90万ポイントを超えた場合は一時所得として確定申告

閾値の90万ポイントの根拠は、楽天ポイントが一時所得に区分されることに拠ります。
一時所得では控除として50万円を引いた後に1/2掛けした金額が20万を超えたら課税されます。
よって90万ポイントを超えたら、20万をこえて課税される計算になります。
たとえば、ポイント100万円の場合、
(100-50)/2 = 25
と25万円が課税対象になる認識です。
90万以下であれば課税対象にならないので申告不要とのこと(国税庁に電話して確認済)

今回のケースでは、ごごちは100万ポイントを超えているので確定申告をする必要があります。
ごごちの実家は100万ポイントを超えていないので申告をする必要はありません。

(2022年12月17日追記)
最寄りの税務署に相談に行ったところ、ポイントの利用方法によって計上する所得区分が変わるとのこと

・仕入れなどの副業での利用 → 雑所得
・生活費などの私的利用 → 一時所得

税務署の職員も明らかに対応が曖昧だったので、本件のようなポイントに関しては、まだ整備されたルールが無いのかもしれない、と感じました。
とりあえず自分が思うように申告をしておいて、何かあればそのときに対応したいと思います。

(2023年2月18日追記)

楽天ポイントせどりの納税について私がたどりついた考えがこちらです。
楽天ポイントせどりの確定申告は不要?国税庁に電話した結果

楽天ポイントせどりの感想や反省点

時間と場所が相応にかかる

ごごちの部屋はそれほど広くありません
この部屋の狭さでダンボール3箱、多い時で6箱用意するのは大変です。(=場所の問題)
また楽天から送られてくる大量の荷物受け取り、商品開封作業、そしてAmazonへの発送準備など、トータルで3-6時間ほど要します。(=時間の問題)
このように、ごごち一人で回しているため、場所と時間にかなりの問題が生じてきました。

Amazonの手数料が痛い

Amazonで出品する以上、様々な手数料が発生します。
Amazonには感謝していますが、この手数料が本当に痛いです(もう少し安くならないかな^^;)
また、商品の手数料に対して消費税が発生するなど、細かい点で計算が合わないことに気づきました。

例. 6000円で売却した時の販売手数料が600円ではなく660円←販売手数料10%に更に消費税10%がかかっている。

こういった細かいAmazon手数料を完全に把握しきってお金の動きを読み切ることが大切だと思いました。
そして売れた商品が購入者から理不尽な理由で返送されるといった交通事故や、商品の売場が突然削除されるといった隕石の落下もたまに起きますので、そういったことに動じない寛容な心も大切だと思います^^;

動かす金額が大きいと管理が困難になりがち

スケールアップすると効率が落ちるということをよく実感できました。
・自分の大量出品によってAmazonでの出品市場に影響を及ぼしてしまい、価格競争がおきてしまう。
・期間限定の楽天ポイントが大量に入るので使い方が雑になってしまう。
・クレジットカードの引き落とし金額が数十万になり、Amazonから回収する現金との差がわかりにくくなりがち。

動かす金額は抑えて高効率な取り組みにした方がいいと思いました。

改善点

動かす金額を把握しきる

今年は金額の把握が甘かったと思っています。
特にAmazonから回収する現金を完全に把握することができていませんでした。
次からは毎月のAmazonから振り込まれる現金を把握しておこうと思います。

分散を意識し足るを知る

商品を一点集中することが多かったことも今年失敗した点でした。
ですので、効率を意識し商品の仕入れの種類やタイミングを分散させたいと思います。

参考になれば嬉しいです

楽天ポイントせどりは時給が4000円と高く、売上総利益率も10%をとれることがわかりましたが、その分時間と場所もそれ相応に掛かってしまうことがよくわかりました。
しかし、自分で商売をする感覚が持てて勉強にもなり楽しくもあります!
私のやり方もまだまだ改善できる箇所があると思うので、研究を続けていきたいです。
この記事の反響次第で、せどり関連の記事を書いていきたいと思います!

(2023年12月28日追記) 2023年の楽天ポイントせどりの成績と今後【時給は?】【ポイントせどり終了?】

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