ごごちと申します。
2023年4月16日のネットワークスペシャリスト試験を受験予定です。
今回は過去問演習をして、出題される技術分野を確率で計算することにしました!
これによって、どの分野を重点的に勉強したらよいか指針になれば嬉しいです!
(2023/4/14更新 出題割合を計算し直しました)
技術分野の抽出
技術分野をなるべく細分化するために、ネスぺワークブックから19個の技術分野を抽出しました!
細分化した技術内容とキーワードは以下の通りです。
技術分野 | キーワード |
---|---|
LANとIPアドレス | VLAN, タグVLAN, ポートVLAN, スイッチ, NAT, NAPT, |
LANの冗長化 | STP, LA, スタック |
MACアドレスとARP | MACアドレス, GARP, ARPスプーフィング, |
DHCP | DHCP, DHCPリレーエージェント, DHCPスヌーピング, |
DNS | プライマリDNSサーバ, セカンダリDNSサーバ, キャッシュDNSサーバ, DNSフォワーダ, フルリゾルバ, 再帰問合せ, 反復問合せ, DNSキャッシュポイズニング |
TCPとHTTP,DoS攻撃 | TCP, UDP, DoS攻撃, HTTP |
メール | SMTP, SMTP-AUTH, SMTPS, POP3, IMAP, SPF |
FW, IPS, WAF | UTM, IDS, IPS, WAF |
無線LAN | CSMA/CA, IEEE802.11, PSK, IEEE802.1X, PEAP, EAP-TLS |
音声とVoIP | 呼量, 呼制御, SIP, SIPサーバ, IP-PBX, RTP, SDP, B2BUA |
ルーティング | 静的, 動的, 経路集約, CIDR, RIP, OSPF, BGP |
VRRP | VRRP |
WAN | 広域イーサネット, IP-VPN, ONU, MPLS, マルチホーミング, WAS, PPPoE |
負荷分散装置(LB) | LB, ラウンドロビン, セッション維持, レイヤ3方式, レイヤ7方式 |
IPsecとGRE | インターネットVPN, IPsec, ESP, AH, トンネル, IKE, メインモード, アグレッシブモード, SA, ReKey, NATトラバーサル, ハブアンドスポーク,フルメッシュ, GRE, 断片化, |
SDN | OFC(OpenFlowコントローラ), OFS(OpenFlowスイッチ), Packet-In, Packet-Out, パケット識別子(MF:Match Field), パケットの処理(Action) |
セキュリティ | C&Cサーバ, プロキシ認証, チャレンジ・レスポンス認証, ディジタル証明書, SSL/TLS, SSL-VPN, リバースプロキシ, ポートフォワーディング, L2フォワーディング |
プロキシサーバ | プロキシ自動設定ファイル(PAC), CONNECTメソッド, プロキシサーバによる複合処理, プロキシサーバの証明書 |
ネットワーク管理 | 障害管理, 性能管理, 構成管理, ICMPポーリング, SYSLOG監視(UDP), REST, LLDP, SNMP, コミュニティ, Trap, SNMPインフォーム, MIB |
出題頻度の計算方法
2016,2019,2021,2022の4年分の午後Ⅰ問題合計12題、午後Ⅱ問題合計8題について、関連する技術内容の数をカウントしました。
午後Ⅰと午後Ⅱについて、出題頻度(%)を計算する際には、カウントした数を4で割りました。
これによって年単位での出題頻度を算出できると考えました。
この方式では出題頻度が100%を超えるものもありますが、重要度を示すためには問題ないとしました。
最後に、午後Ⅰ&午後Ⅱ問題を合算して、午後問題全体での出題頻度を計算しました。
この際は4年分の合計20題での出題頻度を計算するために、カウント数を20で割りました。
可視化した棒グラフは以下の通りです。
午後Ⅰ
午後Ⅰに関連する技術内容の内、特に多かったのはDNS, LANとIPアドレス, プロキシサーバなどでした。
DNSはプライマリサーバ,セカンダリサーバ,名前解決,資源レコード,DNSラウンドロビンなど数多くの出題が想定されるので納得の結果だと感じました。
他にもTCP&IPに関する内容に精通する必要があることがわかります。
一方、無線やSDNなどは手薄なようです。これらはウェイトを落としても良いかもしれません。
午後Ⅱ
午後Ⅱに関連する技術内容の内、特に多かったのはLANとIPアドレス, DNS, VRRPなどでした。
DNSとLAN&IPアドレスに関する内容は必須事項のようです。
午後Ⅰと違う点では、VRRPに関する出題がより多いかと思いました。
午後Ⅱは午後Ⅰに比べると、無線やメール等の知識系の問題が少なく、LANやDNSの基礎知識を前提とした問題が多い印象があります。
基礎知識を者にした上で問題分を読み込む体力をつける必要があります。
午後問題全体
午後問題全体を見通すと、LANとDNSが最も出題頻度が高い様です。
これらについて、自信をもって習得したいと思います!
参考になれば嬉しいです
今回まとめた内容がネットワークスペシャリスト試験の勉強をされている方々の参考になれば嬉しいです。
試験まであと3週間を切りましたので、一緒にがんばりましょう😀♪